MacOSX(10.4.4) に Movable Type 3.2-ja-2 を MySQL を利用してインストールする手順を個人的にメモしておく。

流れとしては、先ず PHP を使える状態にしておいて、MySQLをインストールし、扱い易いように、phpMyAdmin をインストール。その後、MovableType に必要なモジュールをインストールしてから、MovableType 本体のインストール。

ちなみに、phpMyAdmin までは Mac OS X + Database を大いに参考にしました。ここに書かなかったことでも有用な事がイロイロ書いてあるので、見ておいてもいいと思います。

PHP Apache Module のインストール

まず、Marc Liyanage - Software -Mac OS X Packages - PHP のページ中程にある「PHP4 on Mac OS X 10.3/10.4」の .dmg ファイルをダウンロード

中の .pkg ファイルをダブルクリックして、手順に従いインストール。

インストールが完了したら、「パーソナル Web 共有」を開始して、「/Library/WebServer/Documents/」以下に HTML の body 要素に「<?php phpinfo(); ?>」とだけ入れたファイルを作成し、拡張子を「.php」で保存して、ブラウザから「http://localhost/作成したファイル名.php」にアクセスしてみる。

表が幾つも表示されれば、PHP のインストールは成功。

MySQL のインストール

先ず、MySQL Product Archives から「MySQL Database Server 4.0」→「4.0.26(181 files)」と進み、「Mac OS X(Standard, PowerPC, installer format)」をダウンロードする。

同じファイル名が二つあるが、どちらでもいいと思われる。しかし、今回は [mysql-standard-4.0.26-apple-darwin7.9-powerpc.dmg] の方をダウンロードした。

.dmg ファイルをマウントしたら、中の「mysql-standard-....pkg」をダブルクリックしてインストール。

完了したら、Terminal を起動して次のようにコマンドを実行していく。

  1. cd /usr/local/mysql
  2. sudo chown -R mysql data/
  3. sudo echo
  4. sudo ./bin/safe_mysqld --user=mysql &
  5. /usr/local/mysql/bin/mysql test

「mysql>」が表示されたら OK。
exit」と入力して終了。

次に、「/usr/local/mysql/bin/mysqladmin -u root password 'パスワード'」(パスワードの部分は置き換えで、「'(シングルクオート)」でパスワードを挟む)と入力して Enter(Return) で root のパスワードを設定しておく。

phpMyAdmin のインストール

phpMyAdmin から、Latest stabele version: の gzip を選択してダウンロード。(現時点では phpMyAdmin 2.7.0-pl2)

展開したディレクトリの名前を「phpMyAdmin」に変更して、中の「config.default.php」をテキストエディタで開き、以下の項目を書き換える。

  • $cfg['PmaAbsoluteUri'] = '';

    $cfg['PmaAbsoluteUri'] = 'http://localhost/phpMyAdmin/';
  • $cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
    $cfg['Servers'][$i]['password'] = '';

    $cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
    $cfg['Servers'][$i]['password'] = '上で設定したパスワード';

書き換えたら、「config.inc.php」として保存。

保存したら、「phpMyAdminディレクトリ」を「/Library/WebServer/Documents」内に置く。

ブラウザで「http://localhost/phpMyAdmin/」にアクセスして、「特権」→「ユーザーの追加」と進み、ユーザ名を入力し、ホストを「localhost」とし、パスワードを設定する。

「グローバル特権」の「データ」と「構造」の項目を全てチェックして、「実行する」をクリック。

ついでに、「新規データベースを作成する」から MovableType で使用するデータベースを作成しておく。

必要なモジュールのインストール

DBIDBD::mysqlCPAN を利用。

Image::MagickFink を利用。

ここではデータベース関係で必要なものとサムネイル(親指の爪)画像の作成ができる状態にする為のモノですが、他に必要なものがあれば適当にインストールしてもいいと思います。

DBI のインストール

Terminal を起動して、「sudo perl -MCPAN -e shell」と入力して実行。

初期設定をすることになるが、ほぼデフォルトのまま(そのまま Enter(Return))で OK。ftp やミラーサーバ等は適宜設定。

「cpan>」と出たら、「install DBI」と入力して実行。 DBI がインストールされる。

続けて、DBD::mysql のインストールへ。

DBD::mysql のインストール

先ず、「cpan>」に続けて「install DBD::mysql」と入力して実行する。が、恐らく失敗するので、「exit」と入力して CPAN を終了する。

次に、「~/.cpan/build/」以下に保存されているモジュールのディレクトリに移動する。

ちなみに、「~」はホームディレクトリを指します。

ここで、シェルを便利に使う方法も併せてご紹介。「cd ~/.cpan/build/DBD-mysql」(DBD::Pg 等がない場合は DBD まででも可)まで入力して、「Tab キー」を押すと、特定可能な部分までを自動で表示してくれるので、そのディレクトリに移動して、以下の順にコマンドを実行していく。

  1. sudo perl Makefile.PL
  2. sudo make
  3. sudo make install

Error が出なければインストール完了。

Fink のインストール

Fink の「ダウンロード」から [Fink-0.8.0-installer.dmg] をダウンロードし、マウントしたら、中の [Fink 0.8.0 installer.pkg] をダブルクリックして、Fink をインストール。

完了したら、同じく中の「Fink Commander」ディレクトリの「FinkCommander.app」を「アプリケーション」内にコピーして終了。

ImageMagick 及び Image::Magick(PerlMagick) のインストール

FinkCommander を起動して、ツールバーにある「フォルダのアイコン(?)」をクリック。(File → Update Table ?) 途中でイロイロ設定項目が出てくるが、例によってほぼデフォルトで OK。

ここで、以下は有効かどうか不明な処理。
Terminal で「sudo emacs /sw/fink/10.4-transitional/unstable/main/finkinfo/graphics/imagemagick.info」(「Tab」を利用すると楽)を実行して、「ConfigureParams:」で始まる行の「--without-dps」を「--with-dps」に変えた方がいいかもしれない。(注:Emacs は方向キーでしかスクロールしない)
これはチョット意味は分からないが、英語のページに「置き換えろ」って書いてあった気がするので変えてみた。

取り敢えず、FinkCommander から「imagemagick」を探して選択後、「Ctrl+クリック」で、「Source → Install」でインストール。またまた何か聞かれたかも知れないが、ほぼデフォルトで OK。(うろ覚え)

インストールが終わったら、「/sw/src」以下にある「ImageMagick」の書庫を適当な場所に展開し、Terminal を起動して、展開したディレクトリに移動する。

次に、以下の順にコマンドを実行して ImageMagick を手動でインストールし直す。

  1. ./configure --prefix=/sw --enable-shared --without-perl LDFLAGS='-L/sw/lib' CPPFLAGS='-I/sw/include'
  2. make
  3. sudo make install

(./configure のところは、--enable-delegate-build も追加してもいいかも。)

ImageMagick のインストールが終わったら、「ImageMagick」のディレクトリから「cd PerlMagick」と入力して Enter(Return) で、「PerlMagick」のディレクトリに移動して、次の順にコマンドを実行する。

  1. perl Makefile.PL
  2. make
  3. sudo make install

大量の warning が出るが、気にしない♪
取り敢えず Error じゃないし、うまく動作するので、これで完了とします。

Movable Type の設置

ここまで来たら、あとは簡単。

Movable Typeユーザー・マニュアル: Movable Typeの新規インストール に従いインストールするだけ。

但し、少なくとも 「index.html」 と 「/mt-static」 は 「/Library/WebServer/Documents」 以下に設置する。あとは大体「/Library/WebServer/CGI-Executables」以下に。

Image::Magick(PerlMagick) 辺りでたいそう苦労したとさ... マッタク。

まぁ、PerlMagick は、やはり libMagick.x.dylib ではダメだったらしく、libMagick.a や libMagick.la 等があれば成功した感じ。これは、/sw/lib に手動でインストールしたときに作成できたらしく、うまくいったのだと思われる。

Image::Magick さえなんとかインストールできれば、あとは大したことはないんですけどね。

この件に関しては結構勉強になりました。