Mac OS X でパスを通す方法について。

パスを通すとはどういう事なのか、という話は面倒なのですが、例を示すと、「MySQL5.1 on Leopard(Mac OS X 10.5)」に以下のようなコマンドがあったと思います。

  • /usr/local/mysql/bin/mysqladmin -u root password 'rootpasswd'
  • /usr/local/mysql/bin/mysql -u root -p

これは結構長くて多少面倒です。

しかし、「/usr/local/mysql/bin」に移動すると(カレントディレクトリが「/usr/local/mysql/bin」の時)以下のようにパスを省略して書けます。

  • cd /usr/local/mysql/bin
  • mysqladmin -u root password 'rootpasswd'
  • mysql -u root -p

/usr/local/mysql/bin」にパスを通すという事をすると、「どこにいても(カレントディレクトリがどこでも)」上記のようにパスを省略して実行できるようになります。

パスを通す」という事を明確に言葉で表現するのは私には難しいのですが、上記のように「どこにいても」実行できる状態にすることを「パスを通す」と言うと思っています。

また、そういう状態を「パスが通っている」と言います。

というわけで、Mac OS X でパスを通す方法を以下に書いておきます。

「Mac OS Xで」というよりは、Terminal(ターミナル:Terminal.app)のデフォルトシェルである、「bashで」という事になりますが、以下の方法でパスを通す事ができます。

最強のシェルや究極のシェル等と言われる「zsh」や、10.2以前のデフォルトである「tcsh」でパスを通す方法については割愛します。

bashでパスを通すには、ユーザのホームディレクトリにある「.bash_profile」か「.bashrc」を編集します。

今回はTerminal上でEmacsを利用して「.bashrc」を編集します。

  1. Terminalを起動して以下のコマンドを実行し、Emacs.bashrcを開きます。

    • emacs ~/.bashrc

    ~」はユーザのホームディレクトリを表します。

    参考:LeopardのTerminalでEmacsを起動できない時の対処法

  2. 例えば、「/usr/local/mysql/bin」にパスを通す場合は以下のような行を追加します。

    • export PATH=$PATH:/usr/local/mysql/bin

    Emacsでは「C-x(Ctrl + x) C-c(Ctrl + s)」で編集内容を保存します。

    Emacsを終了するときは、「C-x(Ctrl + x) C-c(Ctrl + c)」です。

  3. Terminalを再起動するか、以下のコマンドを実行して、設定を有効にします。

    • source ~/.bashrc

これで、「/usr/local/mysql/bin」にパスが通りました。

テキトウなディレクトリで「mysql」等のコマンドを実行して確認してみてください。

うまく行かない場合はコメント等で教えてください。